フォートナイトの活躍は競合他社にとっても恩恵

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フォートナイトが輝いた年

2018年のゲーム業界で間違いなく世間を沸かせたゲームタイトルを1つ選べと言われたら、誰もがフォートナイトの名前を挙げると思います。実際にその話題性やプレイヤーの熱狂には目を見張るものがあります。

ゲームというものがそこまで親しみを込めて受け入れられてはいない日本においてもゴールデンタイムに大々的なCMを打っていたり、公式大会で賞金プールが100億円を突破するなど凄い勢いです。

フォートナイトは 中国の大企業テンセントの傘下企業であるエピックゲームスが開発したバトルロワイヤル系のゲームです。これだけ勢いのあるゲームですから、他の競合ゲームに対してシェア争いで優位に立ちます。他の似たような対戦ゲームを手掛けるゲーム企業は苦戦することになると見る声も多いです。

しかし、本当にそんな事態になるでしょうか。私は反対の意見を持っています。強いゲームブランドを持つ企業にとって、この情勢はむしろ大きなチャンスであると考えています。

成長率の急減速

ナスダックに掲載された記事によれば、フォートナイトが挙げた収益は確かに今年凄まじい金額だったそうですが、7月の伸びは2%だったそうです。これはつまりフォートナイトは今がピークになっている可能性を示唆しています。

実際には2%の成長というのは一般の企業を基準にすれば大した数字なのですが、フォートナイトの場合は前月の2倍などという成長が当たり前であったことを踏まえると、急減速と言っても良いでしょう。

もちろん、これが本当に急減速の表れであったとしてもフォートナイトがこれで終わったコンテンツとなるということは意味していません。

フォートナイトの活躍はむしろプラス

今でこそフォートナイトはバトルロワイヤルというゲームジャンルを世に知らしめた作品として注目を集めていますが、少し前を遡ればARゲームと広めたポケモンGOが連日話題となっていました。今ポケモンGOの話題を街中で自然に聞くことはあまりないでしょう。

ここから学ぶことが出来るのは、ゲーム業界の流行り廃りの波を乗りこなすことは極めて難しいということです。長年にわたりその名前を轟かせているゲームが一体どれだけあるでしょうか。

フォートナイトの作った市場に乗り込む

アクティビジョン・ブリザード(ATVI)はコール・オブ・デューティーのシリーズ最新作にて、バトルロワイヤル系のゲームモードを実装することを発表しています。ライバルであるエレクトロニック・アーツのバトルフィールド最新作でも似たような状況です。

つまりゲームのブランドを作ることは困難ですが、流行しているジャンルをブランドに取り入れることはそれよりも易しく、強いブランドを持ったゲーム企業にとってはフォートナイトが市場を開拓しパイを拡げてくれたと見ることが出来ます。

これまであまりゲームをやらなかった層がフォートナイトによってゲームに関心を向けています。いずれこの熱狂は彼らから消えるでしょうが、その中の何割かはゲームの虜となるでしょう。

そう考えると、優秀なブランドを持つゲーム企業の銘柄を購入することは良い選択肢になると思います。


記事中で取り上げたエレクトロニック・アーツの紹介です。バトルフィールドやFIFAといった人気ブランドを保有していて、かなりお気に入りの銘柄です。

エレクトロニック・アーツ(EA):ゲーム制作と販売の大手
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-オピニオン


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