投資家が知っておくべき「感応度逓減性」という現象

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人の不思議な心理を把握する

感応度逓減性という言葉を知っているでしょうか。かんのうどていげんせい、と読みます。これは人の心の動きを説明したようであり、投資をする上で知っておいたほうが良い知識です。

簡単に説明すると、人は同じだけの利益や損失であってもその母数が大きくなればなるほど感度が鈍くなるという現象です。

母数で変化する感じやすさ

投資の分野で例えてみましょう。まずあなたは1,000円の株を100株購入しましたが翌日には100円値下がりし、900円になってしまいました。この時あなたは100株*100円の1万円の損失をしており、大変痛い損失だと感じるでしょう。

対して、あなたが10,000円の株を100株購入した翌日に同じく100円値下がりし、9,900円になってしまったったケースを考えます。すると損失額は同じ1万円なのに1,000円の株での損失の方がより手痛いと感じているはずです。

投資家はよく損益をパーセントで考えますから、前者が10%の損失に対して後者が1%の損失だと考えて、この感じ方の違いについて違和感を持たないかもしれません。しかしそれこそが人の不思議な部分なのです。

あなたにとって1万円は1万円です。パーセントがどうあれ物の価値としては同じだけの損失を被っていながら、不思議と許容できてしまう人の心理があります。

これが感応度逓減性です。

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-投資への考え


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