円貨決済と外貨決済では6倍以上の為替手数料差

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円貨決済と外貨決済

アメリカ株など海外の株を注文する際の決済方法として、SBI証券など大手の証券会社では円貨決済と外貨決済が選べることが多いです。しかしよく考えてから選択することをお勧めします。

SBI証券の場合、この記事を執筆している2018年10月時点では円貨決済を選択してしまうと、外貨決済を選択した場合に比べて為替手数料で大きく損をすることになります。

まずはなぜ損をしているのかを説明した後、どうすれば損をしない決済が出来るのかを説明していきます。

損の定義

損をする、というと語弊があるかもしれません。円貨決済が外貨決済に比べて優れているのは自国通貨でそのまま決済できる点にあります。円をドルなどにあらかじめ変換しておく手間が不要、つまり時間を追加で購入していることになります。

その時間こそが重要な人には損とは言えませんが、単純に金額だけを見ると外貨決済に比べて円貨決済は余分な手数料が上乗せされる分だけ損をすると言えます。

では、実際にどれだけ手数料が異なるのかを見てみましょう。

外貨決済と円貨決済の違い

まずは外貨決済から考えてみます。外貨決済は株の取引に必要な現地通貨、アメリカ株の場合だとドルを投資家自らが準備を行って決済することを指しています。

反対に円貨決済では現地通貨は必要ありません。証券会社が外貨両替を行ってくれるため、投資家自身は日本円のみを持ったまま注文を行うことが出来ます。

外貨決済で1万ドルの注文を行うには1万ドルを用意しておく必要がありますが、円貨決済で1万ドルの注文を行うには1万ドル相当の日本円を用意しておく必要があるということです。

為替手数料が全然違う

この時重要なのが、証券会社が外貨両替を行ってくれる時の手数料です。

SBI証券の為替取引手数料はドル円の場合1ドルあたり0.25円となっています。それに対して住信SBIネット銀行での為替取引手数料は0.04円となっています。6倍以上の差があります。

外貨両替を行う場所為替手数料(スプレッド)
SBI証券0.25円
住信SBIネット銀行0.04円

どうすればお得か

6倍も為替手数料で損をしてしまうと聞くと、せっかく利益を上げるために投資をしているのですから、なるべく損をする部分を減らして利益を増やしたいと思いますよね。

どうすれば為替手数料を抑えて外貨決済するのか、方法を書いておきます。

住信SBIネット銀行の口座が必要

SBI証券の口座に外貨入金が可能な口座を開設する必要があります。といっても現在のところ対応しているのは住信SBIネット銀行のみなので、必然的に住信SBIネット銀行の口座を開設することになります。

ただ、多くのSBI証券ユーザーは既に開設済みであることが多いのであまり負担にはならないかと思います。

住信SBIネット銀行の円口座に資金を移動

SBI証券のハイブリッド預金に円預金が入っている場合、住信SBIネット銀行の円普通口座に振替を行う必要があります。これは外貨へ円を転換するために行います。

もし既に必要な金額が円普通口座に入金されている場合は振替操作は不要です。

外貨普通預金でドルを購入

住信SBIネット銀行の外貨預金のコーナーから、ドル円の買い付けを行います。ここでこの後にSBI証券で買い付けを行いたいアメリカ株の購入代金分のドルを買い付けます。

この時に売買手数料にかかる金額も考えてドル転しておくことを忘れないようにしましょう。

SBI証券で外貨入金

SBI証券に戻り、外貨入出金の欄から買い付けを行ったドルを入金します。これでSBI証券上での買い付け余力に、先ほど買い付けたドルが反映されています。

あとは普段と同じように外国株式の注文を発注し、忘れずに外貨決済を選択します。


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株を始めてみたいと言っていた知人のために書いた記事です。ひとまず知っておくべきだろうと考えている事柄を書きまとめています。

一口にアメリカ市場と言っても、実はあまり知らなかったので概要レベルですが調べてみた結果です。

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