高級ブランド銘柄が中国鈍化で売りの対象に

投稿日:

LVMH決算にセクター全体が動揺

世界最大の高級ブランド銘柄の売り上げ鈍化を受けて、マーケットでは高級ブランド銘柄全般に対する売りが広がっています。もちろん、同時期にテック銘柄の利益確定売りが多数出た影響で全体的に下落しているため全てがその影響ではありません。

ここで指している下落のきっかけとなった高級ブランド銘柄とはLVMHです。LVMHはパリで上場しているルイ・ヴィトン擁するハイブランドの複合企業です。

LVMHの直近1年間のチャート

LVMHは10日の取引で7%近く下落、グッチで知られるケリングも10%下落、バーバリー・グループも8%下落しました。タペストリーやマイケル・コースも同程度の下落となっています。

中国市場の鈍化を懸念

高級ブランド業界はここ数年、中国市場の伸びが後押しして好調な時代が続いていました。しかし直近でLVMHが発表した2018Q3の業績では、中国市場における成長率が従来の10%後半から10%半ばに後退し、マーケット参加者に動揺を与えたとウォール・ストリート・ジャーナルで報じられています。

前年同期比10%台の成長は一般の企業にとっては文句のない好調な数字に見えますが、高級ブランド銘柄に関しては中国市場の好調がピークを過ぎたと判断される結果となっています。

中国の顧客が支出を絞り始めたとすれば、高級ブランドの業界には大きな痛手となることが容易に想像されます。そのため一般的には良い成長率であっても、より高い成長率でなければ投資家たちを安心させることは出来なかった、というのが高級ブランド銘柄における下落の理由とされています。


関連記事です。タペストリーの銘柄分析です。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

-オピニオン
-


comment

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事