アメリカ旅行の話と有名企業の現地の触感1

2019-12-09

アメリカへ10日程度の旅行へ行ってきました。

今回訪れたのはアメリカの西海岸、サンフランシスコ市などで有名なカリフォルニア州です。アメリカ株を中心に投資していることもあり、旅行中の所感などを写真と一緒に書き留めておこうとおもいます。

私自身は普段日本で暮らしているため、現地での企業ブランドに対する意見などはアメリカで暮らす知人を大いに参考にしています。知人はアッパークラスに分類される層のため、そういった属性によるバイアスは多分に含まれていると思いますが、ご参考までに。

コストコやフェイクミート

フライトは行き8時間、帰り10時間

日本からアメリカ本土へ飛行機で移動する場合、偏西風の影響もあり行きと帰りでは2時間の飛行時間の差があります。具体的には行きに8時間、帰りに10時間がかかります。ハワイは6時間から8時間と言われているので、赤道付近を避けることで飛行時間が短縮できるのだなぁとか、地球の大きさを感じたりしました。

フライト中で少し感慨深かったのは機内食の提供されるタイミングです。行きでは日付変更線をまたぐまでは日本の時間を前提に提供されますが、日付変更線をまたいだ直後から機内はアメリカの時刻で活動となるようで「えっ、さっき夜ご飯食べたばかりじゃない?」だとか「もう消灯になるの?」といった切り替わりが新鮮でした。

アメリカ行きの飛行機から見た風景

コストコ[COST]でショッピング

続いて近くのコストコに立ち寄って当面の日用品の補給を行いました。コストコはCOSTのティッカーで上場している企業でもあります。日本ではコストコとして知られていますが、英語圏では「ト」は発音せず「コスコ」と呼んだほうが実際の呼ばれ方に近いです。

コストコは日本での業態と同じく、会員制の倉庫型の販売店です。大きな倉庫の中にどかどかと商品が積み大量で安い販売スタイルで知っている人も多いと思います。衣服から家電、食料品など多岐にわたるラインナップですね。あまり日本だからアメリカだからという違いは感じませんでした。

目につく食料品の殆どはコストコのプライベートブランドであるKIRKLANDで占められており、なるほどこれはコストコは利益率が高くなる下地ができているなと感じさせられました。販売拠点がプライベートブランドを強化する傾向は今後も強まると考えられ、販売面積の競争という観点でプラットフォームを持たない企業は劣勢に立たされる予感がします。

販売される食料品などは日本の家庭では冷蔵庫に入り切らないほどの量に感じますが、アメリカの冷蔵庫は大きいのでなんとかなります。また、家電では50型の大きなテレビをサムスンとLG(LPL)が競うように販売スペースを確保していたのが印象的です。アメリカでは日本以上にサムスン(SMSN)の存在感を感じます。

コストコ店舗内の入口付近から見た光景

バーガーキング[QSR]で代替肉を試す

アメリカに来たら試したいと思っていたことの一つが「フェイクミートを食べる」ということでした。フェイクミートとはその名の通り偽物の肉です。動物の肉を用いずその他の方法で肉と同等の味を再現した代替肉を意味しています。

フェイクミートといえば有名なのがビヨンド・ミートとインポッシブル・フーズですね。どちらも植物性タンパク質を用いた代替肉です。今回はバーガーキングにてコラボ販売されているインポッシブル・ワッパーを食べることになりました。

味に関してはすでに多くのメディアなどが触れているように、パティという形で提供される範囲においては「赤身肉との差は分からないほどに本物らしい」というものでした。噂通りですね。ただ少しだけパサつきがあるかな?という程度で、それもフェイクミートだと知らずに食べたら気づかないでしょう。

フェイクミートを用いた商品は、現時点では本当の肉を使用した製品に比べると割高です。なので安さを重視するだけならば依然としてリアルミートの製品が主流となっています。だのになぜ割高なものを選ぶのか?それはアメリカ人の意識水準の高さにあります。

低カロリーだとかオーガニックだとか動物保護だとか様々な立場はありますが、最も強く感じたのはフェイクミートを選択することで肉用牛による二酸化炭素やメタンガスの排出量の低減に貢献できるという環境保護の観点でした。その効果の程については疑問の余地がありますが、ともあれそういう意識が強くアメリカでは働いています。

スターバックス[SBUX]の意識の高さと利便性

日本でも人気のスターバックスコーヒーは、環境に対する顧客の意識の高さを牽引するようにプラスチック製ストローの廃止などに力を入れています。プラスチック製ストローの廃止については効果が疑問視され宣伝目的だとの批判もあり、今後はどうなるでしょうか。

今のところスターバックスで冷たい飲み物は、紙製のストローもしくは直接口をつけて飲むことのできるプラスチック容器にて提供されます。紙製ストローの使い心地は最悪でした。使用し始めて数分もすれば水分を吸って折れやすくなりますし、非常に飲みにくいです。それに飲み物をもろに紙を通して飲んでいることが分かる紙の風味が混じります。なので何本も紙製ストローを持っていき交換しながら飲んだりします。プラスチック製ストローを1本使うのと紙製ストローを何本も使うのはどちらがエコなのでしょうか?

また、スターバックスのアプリによる注文比率は順調に高まっているようです。決算などでそのことは触れられていますが、実際に現地で見るとたしかによく使われていました。事前に注文しておき、商品がカウンターに置かれているのでユーザーはそれを受け取るだけとシンプルです。

自分が思っているのと異なる店舗宛に注文してしまった場合でも、その旨を店員に伝えれば間違った店舗にて無料で作りなおしてもらえるんだとか。スターバックスとは異なりますが、注文したビールの泡が全然ないとかで交換に応じる店もあったりしたので、アメリカでは全体的に顧客の要望が通りやすい文化があるようです。日本ではあまり見かけない光景ですよね。

大自然の中の別荘地で宿泊

カラベラス・ビッグツリー州立公園を散策するため、比較的近場で宿泊することにしました。アメリカの比較的裕福な人々は写真に掲載したような別荘地を所有しており、1年のうち3か月程度をそこで過ごしたりするライフスタイルなのだそうです。

詳しくは見れていませんが冷蔵庫はサムスン製だと思います。テレビは50型程度と日本では大きい部類になりますが、アメリカでは2万円台で入手が可能なこともあって特別感はないようです。テレビはスマートテレビであったためFire TVなどのストリーミング機器は無かったです。ただストリーミングサービスが従来のケーブルテレビを駆逐しているという話は本当で、Apple TVを通じてBBCなど放送局とNetFlixなどを組み合わせて契約することが主流となってきているようでした。

ジャイアントセコイアの大自然を体験

さすがアメリカ、といった印象の大自然です。木々は樹齢2000年近くに達するものもあり、高さ100m近いのだと聞きましたが、実感がわかないほどの雄大さです。道中では熊のフンが何か所かで落ちており、決まってフンに木の枝が突き立てられていたので万国共通で考えることは同じなのだななどと思いましたね。

この周辺はジャイアントセコイアを始めとした背の高い木が辺り一面に育っており、映画スターウォーズに登場する衛星エンドアを思わせる雰囲気です。もっともエンドアのロケ地はこことは異なるレッドウッド国立州立公園のようですが。

カリフォルニア州はヨセミテ、レッドウッド、デスバレーなど多くの有名な自然公園を擁しています。一口にカリフォルニア州といっても国土が広大なため、それぞれの公園に出向くには1日がかりを覚悟しなければならないので、1回の旅行では回り切ることは難しいです。季節によって全く異なる景色となるのでなおさらですね。

そしてカリフォルニア州といえば最近、大規模な山火事が日本にまで伝わるニュースとなっていましたね。広大な土地へ電気をいきわたらせるための送電網を気付くのですが、範囲が広すぎるために劣化した送電網のメンテナンスが追い付かず毎年のように火災を発生させてしまっているそうです。

part2へ続く