【CMCSA】銘柄分析:コムキャスト

ネットワーク事業とコンテンツ配信が主力

コムキャスト(CMCSA)は世界的なメディアとテクノロジーを展開する企業です。傘下にコムキャスト・ケーブル、NBCユニバーサル、スカイを保有しています。

元々はケーブルテレビ事業の企業として1963年にスタートし、2011年から2013年にかけてNBCユニバーサルを買収、2018年にスカイを買収したことで現在の姿に至っています。

NBCユニバーサルといえば様々な分野のメディアコンテンツの制作や配信で知られています。日本にもテーマパークがあるユニバーサル・ピクチャーズや、金融ニュースを放送するCNBCなどは特に目にしたことがある人も多いと思います。

CMCSAの事業はコムキャスト・ケーブル、NBCユニバーサルのケーブルネットワーク事業/放送テレビ事業/映画エンターテイメント事業/テーマパーク事業、Skyに分割して整理することができます。

事業セグメント

Cable Communications

コムキャスト・ケーブル事業に属するセグメントです。

Xfinityブランドのプロパイダーとして、アメリカ国内の家庭向けに高速インターネット、ビデオ、音声、セキュリティなどのサービスを提供しています。また、法人顧客向けには広告枠を販売しています。

Cable Networks

NBCユニバーサル事業に属するセグメントです。

様々なエンターテイメント、ニュース、情報、スポーツなどのコンテンツを提供するケーブルネットワーク。ローカルなスポーツやニュースネットワークを手掛けています。

Broadcast Television

NBCとテレムンドの放送ネットワークに関連する事業で構成されています。

Filmed Entertainment

ユニバーサル・ピクチャーズの事業で構成されており、世界中で映画エンターテイメントの製作や配給などが行われています。

Theme Parks

フロリダ州、カリフォルニア州、大阪のユニバーサルテーマパーク。中国では中国国営企業と共同で北京にテーマパークを建設中、フロリダ州にも追加で開発中です。

Sky

欧州に地盤を持つエンターテイメント企業のスカイで構成されています。

企業データ

ティッカーCMCSA
企業名Comcast Corp
コムキャスト
上場NASDAQ
時価総額約1,654.3億ドル
予想PER13.87倍
PSR1.53倍
予想配当利回り2.55%
※2020/04/24時点のデータ via Morningstar

株価の推移

過去10年の業績

売上と営業利益

売上は綺麗に右肩上がりを続けています。

粗利益率は安定して高い水準を維持しているため、競争優位性を持っていると考えられます。しかし販管費は徐々に増加しつつあることから同産業の競争が厳しくなりつつあることが見て取れます。

キャッシュフロー

先述した売上高に比べると分かりづらかったですが、営業CFとフリーCFも緩やかながら増加基調にあります。

営業CFマージンが15%以上を安定していれば稼ぐ構造が出来ている目安とされており、CMCSAはその点で目標値を達成しています。しかしながら近年では下降傾向にあるため、注視が必要です。

配当と配当性向

配当性向は安定した水準が維持されており、持続可能な配当がなされていると感じます。

EPSと発行株式数

ROEとROAとROIC

それぞれ資金効率の良さを表している指標です。目安としてROEは12%、ROAは10%、ROICは10%以上を安定していると非常に稼ぐ力のある企業だと考えています。

直近のバランスシート