不平等さの認識が人々を反社会的にする、優位性を認識した人は思いやりを失う

投稿日:2016年5月5日 更新日:

こんにちは、飛行機って機内モードにしていればスマホもタブレットも自由に使って良いようになったんですね。航空会社の時代対応の早さに驚いた、もんです。

通勤ラッシュ中の電車や混雑した飛行機では殺気立った人たちが喧嘩し始めたり怒鳴っている光景を目にすることがありますよね。

人々がそんな風に喧嘩っ早くなるのは、その人たちが何かしらの不満や鬱屈を抱えているからであることは想像に難くないのですが、それを証明する研究結果が機関誌”米国科学アカデミー紀要“に掲載されていたので紹介します。

不平等さを感じた人は反社会的になる

研究論文を発表したカナダのトロント大学准教授Katherine A. DeCelles氏は、「人は貧しさや不平等を感じると行動に出る傾向が強まる」と解説しています。

研究によれば、乗客たちが荷物入れやアームレストを巡って喧嘩をする確率はファーストクラスの存在が原因の一つとなっているそうです。

実験はファーストクラスの乗客とエコノミークラスの乗客に対して行われ、飛行機に搭乗する際にファーストクラスの区画を通ってから着席する場合と、自らのクラスに直接乗り込む場合で、騒ぎの発生する確率を比較して行われました。

座席の格差が存在する飛行機ではそうでない場合に比べて騒ぎは3.84倍発生しやすく、異なる区間を通り抜けてから着席した場合はそうでない場合に比べて騒ぎは2.18倍発生しやすかったそうです。

自らの優位性を感じた人はより傲慢な態度をとる

興味深いのは自らの劣位性を認識したエコノミークラスの乗客よりも、優位性を認識したファーストクラスの乗客の方がより騒ぎを起こしやすくなるということです。

ファーストクラスの乗客はエコノミークラスの存在を認識すると、騒ぎを12倍起こしやすくなるそうです。

社会的に高い地位にある人が自分の地位を意識すると、反社交的で高慢な態度になり、思いやりが薄れる傾向がある

研究グループでは飛行機内を社会の縮図と見立てて、経済的な地位の格差(不平等さ)が人々の横柄さや暴力的な傾向に関連するとしています。

CNNにて研究結果の概要について報道されているので興味を持った人は記事を参照してみると良いかもしれませんね。

人々の無意識下で発生する傾向について判明したことで、今後は優位性を人々にはっきりと認識させないような工夫が求められていくことになるでしょう。

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