お金を払う”価値”ってなんだ?基本無料ゲームで価値観がボロボロになっていることに気がついた

2016年5月14日

最近電子書籍のお手軽さにハマってしまい、次々とKindleばかり買って部屋にある積み本がいっこうに消化されず部屋が狭いままのもんです。

電子書籍はあれだ、電車の中で読むのに適している。移動中に読み終わったりしても荷物にならないし続刊もすぐ読み始められる。今ではタブレットにもスマホにもどちらにもKindleが入っている。Kindleしか使ってないまである。Kindle端末は持ってない。この説明全くいらない。

さて今回話したいのは、自分の中の金銭感覚がボロクソに崩壊しつつあることに気がついてしまったことだ。

Overwatch
Overwatch

Overwatchって買うほどの良ゲーだったのか?

先日5月5日から、Blizzard Entertainmentの新作シューター『Overwatch』のオープンベータが開催されてた。世界中のゲーマーが参加していたから当然その中の一人が僕だ。

とりあえず僕にとってOverwatchは今後もずっと継続してプレイしたいと思うような作品ではなかった。類似作『Team Fortress 2』をあまり好きじゃない時点で察していたけれど。

いきなり大作に喧嘩を売っているわけだが、それが目的ではない。Overwatchはぶっちゃけどうでもいい、問題はその後。

「Overwatchは金払ってまでやる価値はないな」→「金払ってでもやりたい価値って何だ?

こう思ったわけだ。なんてこった、気づいてしまったデフレの闇。

お金を払う”価値”ってなんですか?

オープンベータが終了した後、都内を歩きながらOverwatchを絶賛するユーザーの感想などを眺めていたとき、まず自分は製品版を購入するのかを考えた。ビッグウェーブに乗るべきか乗らぬべきか。

結果はまぁ、さっき述べたように買わないでいいという判断だったわけだけれども、頭の中で出てきた「金払ってまでやる価値はない」って言葉に引っかかる。

お金を払うに値する”価値”ってなんなんでしょうね。気になります!

“価値”を知るためには、逆説的に自分がお金を払って遊んでいるものについて考えてみればその答えが分かるはずだ。この間5秒程度。

グランブルーファンタジー
グランブルーファンタジー

自分がお金を最近払って楽しんだことってなんだろう。課金だ。課金しかしてない・・・。

基本無料ゲーム『World of Tanks』の課金戦車T34を7,000円近く払って購入。基本無料ゲーム『グランブルーファンタジー』でグラブって5万円ほどガチャを購入。基本無料ゲーム『消滅都市』で初回限定のガチャを何回か購入。

仕方ないんだよ、グラブルのイラストどれも儚さとか可愛さが両立してて好みのど真ん中だもん。日本経済を支えなきゃって思ってついお金を突っ込んじゃう。課金戦車だってそう、ちょっと買ってしまったっておかしくない。

言い訳じみたことを言って過去の行いから自分を守ってみるが、馬鹿馬鹿しいな、と自分でも思う。思ってしまう。

幸福の最大値を見誤らせる基本無料という麻薬に侵される

じっくり考えてみればOverwatchに一度6,000円だかを支払っておけば、今後は過疎ってサービスが終了するまでの間はトレーサーやマーシーといった美少女なキャラクターを好きなだけ楽しんでいられるわけだ。コスパ超良い。

それに比べて基本無料ゲームはどれも基本が無料なだけあって、有料なコンテンツは無尽蔵にある。終わりがない、延々に消費し続けなければならない。命を燃やしている。コスパ悪いのは燃えるまでもなく明らか。

論理的な頭で考えればコスパの良いものにお金を費やした方がパフォーマンスは当然良いわけだから、幸福の最大量は大きくなる。

それなのにコスパの悪い投資効果の低い、金を払う価値が低いものにこそ”価値”を見いだして、最大の価値を提供するものを価値がないと断じてしまう脳みそになっていることに気がついてしまった。

こりゃあ社会の闇だ。いつの間にか洗脳され、価値観がズタボロにされていた。

困るのは僕の財布とゲーム業界の未来。脳内麻薬だけで真に価値あるものを見定められなくするクスリが市場に出回り、やがて麻薬に埋もれて名作は死んでいく

深夜のテンションはこれまで、今日も僕の財布は軽い!