KONAMIはメタルギアなんてオワコンに執着するのは止めろ

2016年8月17日

KONAMIは先ほど新作『METAL GEAR SURVIVE』を発表した。

小島秀夫監督が生み出した、世界中で大ヒットした”メタルギア”シリーズの最新作だ。

小島監督と喧嘩別れしたKONAMIにとって騒動後としては初となる小島監督抜きでのシリーズ新作だが、「メタルギアなんてオワコンにいつまでも執着するのはやめろ」と主張したい。

オワコンに何をしてもオワコン

METAL GEAR SURVIVEは、これまでのステルスアクションとは大きく違ってサバイバル要素とCo-opプレイにフォーカスしたゾンビと戦うサバイバルアクションゲームとなるようだ。

大変意欲的でチャレンジングな変更だが、この作品が迎える評価は十中八九、悲惨な結末となるだろう。面白い作品だったとしてもそうでなくともだ。

マーケティングとネズミ捕り

マーケティングについて多少勉強したことがあれば、耳にしたことがあるだろう有名な話がある。

「ネズミの出る家に暮らしている人が欲しがっているのは、良いネズミ捕りではなくネズミの出ない家」という話だ。何かを求めている人々は直接それそのものが欲しいわけではなく、それを通して得られる何かを求めているのだという話に要約できる。

この話を、今回のメタルギア新作に当てはめて考えてみる。

メタルギアファンが欲しがっているものは、ビッグボス達が登場するゲームではなく小島秀夫の息吹を感じられる作品だ。メタルギアというアウトラインではない。

メタルギアは、もう死んだ

メタルギアはもはやオワコンだ。なぜならこの先に小島秀夫がメタルギアの新作に携わることはないからだ。

小島監督が版権を手に入れることなくKONAMIを退社して独立したその時から、メタルギアは閉じたコンテンツとなり終わりを静かに待つだけのコンテンツになった。

肝心の魂が抜け落ちたメタルギアという箱だけの新作を、KONAMIがこれから先にどれだけ作ったとしても、小島秀夫の息吹の存在しないメタルギアは過去作の亡霊を永遠に追い続けることになる。

そういった意味で、KONAMIはもはやオワコンとなったメタルギアに執着するべきではない。

ただし後世への名声やそういった類のものに一切の関心がなく、ただ遺産を食いつぶして少しでもお金を稼ぎたいという考えが先立っているのであればこの限りでない。