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デス・スターの排熱孔は赤道部分の溝にあると思われているが、実は全然違う

デス・スターの排熱孔の位置は誤解されている

ルーク達が飛び込んでいったデス・スターの排熱孔へと続くトレンチの位置について、多くの人々は誤解している。

映画「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」の見せ場の一つに、銀河帝国の宇宙要塞"デス・スター"を舞台とした決戦シーンがある。

主人公のルークら反乱同盟軍のパイロットたちは、多大な犠牲を払いながらもデス・スターを破壊するためにトレンチへと戦闘機で飛び込んでいくのだが、実は多くの人々が想像しているトレンチの場所は誤っている。

視覚効果アーティストのTodd Vaziriが指摘している。

排熱孔へと続くトレンチ

ほぼ全ての人は、デス・スターの赤道部分にあたるトレンチが、ルーク達が飛び込んだトレンチだと思い込んでいる。私も赤道部分だと思っていた。

しかしILM(ルーカスフィルム傘下のVFX製作会社)がシリーズ新作"Rogue One"に取り組んでいるとき、CGスーパーバイザーのVick SchutzとヴィジュアルエフェクトスーパーバイザーのJohn Knollがデス・スターの詳細について語っていたんだ。

そこではデス・スターの決戦シーンのトレンチは、南北にまたがる縦のラインの一つだと触れられていた。これを目撃したみんなは「いま、何て言った?」と聞き返していたよ。

赤道部分ではなく北極の位置にある

ブリーフィングにてジャン・ドドンナ将軍が示したデモグラフィック

実際に劇中のシーンを確かめてみると、確かにトレンチは赤道部分に対して直角をなす位置となっていることがきちんと描かれている。

それによくよく考えればVaziriが比較に挙げているように、仮にルーク達が飛び込んだトレンチが赤道部分であれば、あの狭さはあり得ないことが分かる。

劇中で描かれた排熱孔へと続くトレンチの幅は、せいぜい戦闘機が3機も並べればいい程度の幅だったが、ミレニアム・ファルコン号がデス・スターに鹵獲されドッキングする際のシーンを見ると戦艦クラスでも通れるほどの幅であることが分かる。

ミレニアム・ファルコン号がデス・スターにドッキングするシーン

ただ、こうした事実誤認は致し方ないのかもしれない。

Atariが発売したアーケードゲームや、レゴランドが制作した巨大なデス・スターのレゴでも赤道部分をトレンチであると誤解したまま製作してしまっていることが分かる。

公式に近い存在でさえも間違えているのだから、何も知らないままに正しく位置を特定できていた人がいたとすれば大したものだろう。

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